イメージと違う!復顔法で顔がわかっている歴史上の人物

時を越えて現代によみがえる偉人たちの尊顔。

復顔法とは
復顔法とは身元不明の白骨死体が発見されたとき、頭蓋骨をもとに生前の顔を復元し身元を割り出すという技法。

■イエス・キリスト

イエス・キリストの復顔
英BBCが最新の科学技術を駆使してイエス・キリストの顔を復元。中東男性の顔つきをしている。

ダ・ヴィンチが描いたイエス・キリスト
鼻筋もとおり、西洋風に描かれている。

イエス・キリスト – Wikipedia

■クレオパトラ

クレオパトラの復顔
BBC放送の特番で行われたクレオパトラの復顔。
発掘されたクレオパトラのものと見られる彫像や、史実などを元に、約1年間にも及ぶ調査の上で顔の復元が行われたとしている。

クレオパトラの復顔

右:エリザベス・テイラーが演じたクレオパトラ

クレオパトラ7世 – Wikipedia

■ツタンカーメン

ツタンカーメンの復顔
ミイラのCTスキャンデータからフランス、米国、エジプトの学者チームが異なる手法で別々に作業したが、完成した模型は非常に似通っていた。
この画像はフランスチームによる模型。
唇が厚く、目鼻だちが整った美少年で黄金のマスクにどこなく似ている。

ツタンカーメンの復顔
1968年当時のX線写真から骨格を3Dで作成し、それを元にデジタル処理で顔を復顔したもの

ツタンカーメン – Wikipedia

■アイスマン

アイスマン
オランダ人アーティスト、アルフォンス・ケニスとアドリー・ケニス兄弟が最新の3D技術を駆使して復元。

アイスマンの復顔
アイスマンの虹彩は青色が定説だったが、近年の研究が覆し茶色になった。

アイスマン – Wikipedia

■バッハ

バッハの復顔
プロジェクトを手がけたのは英国スコットランドのダンディー大学)上級講師であるキャロライン・ウィルキンソン博士。
バッハの生まれ故郷アイゼナッハにある博物館バッハハウスの展示の一部。

バッハの復顔

左:広く知られる肖像画

■コペルニクス

コペルニクスの復顔
地動説を唱えた天文学者コペルニクス(1473ー1543年)の顔。
ポーランド警察当局がコンピューター技術を使って頭蓋骨から復元した。

ニコラウス・コペルニクス – Wikipedia

■ダンテ

ダンテの復顔
ボローニャ大学の研究チームがダンテ・アリギエーリの顔を三次元で復元。Fabio Frassetto教授がダンテの遺骨を埋葬地から持ち出し厳密に測定、ひそかに石こうで顔像を造っており、これを基に今回の結果が得られたという。

左:ラファエロによるフレスコ画
有名な鉤鼻も再現。

ダンテ・アリギエーリ – Wikipedia

■伊達政宗

伊達政宗の復顔
墓室学術調査によって発掘された頭骨から科学的に復元された伊達政宗の容貌。

伊達政宗騎馬像の政宗像

伊達政宗 – Wikipedia

■石田三成

石田三成の復顔
石田三成の骨格は、女性と見間違うほど華奢で腺病質と思われる。
顔は細長で、頭は前後に出た木槌頭、鼻は高く、鼻筋が通っていた。
かなりの反っ歯。当時は反っ歯が多かった。

石田三成の肖像

『戦国BASARA』 左:石田三成 右:伊達正宗
現代風イケメンバージョン

石田三成 – Wikipedia

■モナリザ