『1mgのタバコ』を吸っている人へ。知らなかったでは済まされない7つの事実
あなたは吸っている煙草についてちゃんとした知識を持った上で吸っていますか?
『1mgのタバコ』を吸っている人へ。
ちゃんとタバコの知識持ってますか?
「1mgのタバコにしたんだ」なんて話、良く聞きますよね
1mgのタバコ
喫煙者が健康の為に、タールのmgが多い物から少ないものに変更して
「あぁ、健康に気を使ってるんだなぁ」なんて思うことがありますが、本当に健康への被害は軽減されているのでしょうか?
1mgのタバコと10mgのタバコは何が違うの?
結論。1mgのタバコはフィルターがちがうだけ!
葉の部分は10mgだろうが銘柄が同じなら同じなようです。
"事実 その1” フィルターが違うだけで1mgも10mgも一緒
フィルターのズーム画像
1mgのタバコの場合、フィルターの「目」が密になっているといいます。結果、吸い込む力を強くしないと吸いにくくなりますが、それを吸いやすくするために、フィルターには外気を導入する通気口がついているのです。
フィルターの「目」が密になっているといいます。結果、吸い込む力を強くしないと吸いにくくなりますが、それを吸いやすくするために、フィルターには外気を導入する通気口がついている
外気を含ませる事によって純粋な煙を吸うよりかは薄まるようです。
"事実 その2" 副流煙の害は変わらない
上記の通り、タールが1mgでも5mgでも、銘柄が同じであればタバコの葉自体は変わらないのであれば…
フィルターを通さない、いわいる「副流煙」の有害物質濃度は変わらない。
"事実 その3"「1mgだと本数が増えるよね」はヤバい
1mgのタバコを5本吸うのは5mgのたばこを1本吸うのと結果的に同じだと思いがちだが…
普通のタバコ5本分を吸っていることと同様に!
確かにタールは数字の上では同じに思えますが、タバコに含まれるニコチンその他、数千種類にも及ぶ化学物質は、普通のタバコ5本分を吸っていることになります。軽いから物足りないと本数を吸ってしまうと、本末転倒になってしまいます。
"事実 その4" 物足りないからといって根本まで吸ってしまうと…
吸いこむタバコの煙にいくら外気が混ざって薄まっているとしても、タバコの根本まで吸ってしまうのでは結局すべての煙を吸い込んでいることになり、意味がありません。
根本はタバコの煙の通り道となっていたため、より多くの有害物質が溜まっている
タール数の高いタバコを中間まで吸うよりも害が大きくなってしまいます。
"事実 その5" フィルターを噛んで吸うのは…
軽いから煙を多く吸おうとタバコを噛んで吸う癖のある人は要注意です。
外気を取り入れるフィルターの通気口をふさいでしまうことに
1mgのタバコを吸うときは、通気口をふさがないように軽く唇に加えて吸わないと、軽いタバコにした意味はありません。
"事実 その6" 軽いからと言って深呼吸するように肺の奥まで深く吸ってしまうのは…
軽いからといって、深呼吸のように深く吸ってしまうと、タバコの煙が肺の中に長く対流することになります。
肺の奥に入った有害物質はなかなか自然排出されない。
発がんリスクが高まるといったリスクがあると警鐘を鳴らす学者も。
"事実 その7" 1mgは禁煙の近道ではない。
その1からその6まで見て頂いて、もうお分かりでしょう。
タールの数字を小さくする事 = 禁煙をする準備 とはならないのです。
重いタバコの方が1mgタバコへ移行されればそれだけ喫煙時間が長くなる恐れがあるため、軽いタバコを長い時間吸うよりは、重いタバコを短時間で吸った方が害は少ないと思います。