【あなたは大丈夫?】鼻風邪と勘ちがいしやすい秋花粉症

最近くしゃみがとまらないことは?鼻がつまることは?風邪と勘違いしていますが、それは秋花粉症かもしれません。春先のスギ、ヒノキのイメージが強いですが、秋にも花粉症はあるのです。

■鼻風邪と勘違いしていまいがちな『秋花粉症』

秋の花粉症も、春の花粉症と同じく、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」が4大症状

思い当たる人はいませんか?

症状が一定せず、悪化したり軽快したりを繰り返すことが特徴

治ったと勘違いしてしまいがちです。

秋花粉症は「ブタクサ」「ヨモギ」「カナムグラ」など、空き地や河川敷に群生している“雑草”の花粉が原因

雑草の密集地帯のそばを通ってませんか?

雑草が生い茂っている場所の近くを通った後で、症状が悪化し、自宅に帰れば軽快するなどの変化が見られれば、秋花粉症の可能性が高い

鼻水の特徴や症状の表れ方に注意すれば、風邪と見分けることは難しくない

イラスト参照

■花粉の飛散時期

秋花粉症の原因植物
秋の花粉症といえばキク科のブタクサ(ぶたくさ)花粉症・ヨモギ花粉症が有名です。

ブタクサ:8〜10月(東北以北では8〜9月、九州では9〜10月)

道ばた、荒れ地、畑の周辺に生息

ヨモギ:8〜10月(東北以北では8〜9月、九州では9〜10月)

市街地、堤防、空き地、道ばたに生息

カナムグラ:9〜10月

道ばた、荒れ地、畑の周辺に生息

■簡単にできる対策

秋花粉症に効く対策
飛散花粉が少ない秋は、春の花粉症と比べて症状は軽いとされるが、放置すれば副鼻腔(びくう)炎を併発するなど、慢性化を招く危険性もある、とのこと。
しかし、できることなら医者にかかりたくない、そんな人におすすめです。

郊外に出かけるときは、マスクやメガネなどで花粉との接触を防ぐ

アレルゲンである花粉との接触を避けることが最大の対策です。秋花粉症の場合、これでほぼ防げるでしょう。

高たんぱく質の食品(肉、卵など)を多く取りすぎると、アレルギーが起こりやすくなるので、花粉症対策の食事としては控えるように

バランスのとれた食生活をこころがけましょう。

ポリフェノールを摂取しましょう

花粉症に効く食べ物といわれているものの多くに共通する成分がポリフェノールです。
ポリフェノールを多く含む野菜などをしっかり食べると効果的です。たまねぎ、コーヒー、そば、しそ、赤ワイン、長ネギ、ショウガ、ゴボウ、トマト、etc…などが効果的とされています。

お茶を飲んで体質改善しましょう

花粉症に効果のあるお茶として、緑茶、甜茶、べにふうき、ハトムギ、凍頂烏龍茶(凍頂ウーロン茶)などがあげられます。

アロマ(ティートリー)で花粉治療
出典 http://www5d.biglobe.ne.jp/~naoyosi/tea%20tree.htm

寝る前に花粉症のアロマとしてティートリーを焚いてから寝るといいでしょう。即効性は期待できませんが、徐々に花粉症もアロマの香りで改善していきます。

花粉症対策グッズを利用する

春花粉よりも飛散が少ない秋花粉は、これらのグッズの効果が多大に期待されます。

■関連リンク

花粉症治療と症状別対策

秋の花粉症

健康注意報:鼻風邪と間違いやすい「秋花粉症」 (05/09/29) – ニュース – nikkei BPnet